ブルーム(白いもの)がレス(無い)なきゅうりです。
何のことやら😰
2000年代前半くらいはスーパーでもこのようなキュウリが売られていたはずです!
白い粉のようなものが付いています。これがブルームというものです。果実から水分が逃げていくのを防ぐ役割があるようです🏃。じゃあ今は?キュウリ売り場に足を運んでみてください。ツルッツルテッカテカ✨のキュウリが並んでいるはずです!
何で変わっちゃったの?
1. 粉(ブルーム)は触れば取れてしまいます。キュウリは自分で袋に詰める売り方が多いですよね?選ぶために手に取る→戻す ことをすると誰かが触ったことがわかってしまいます。そうして避けられて売れ残ってゆくのです😢。
2. 粉が農薬っぽい💊!!農薬ではありません😢!
こんな理由で白い粉が出ないキュウリ🥒を出荷するようになったんですね。
白い粉が出ないなんてどんなマジック??
マジックです。カボチャの台木にキュウリを接木します。
なんのこっちゃ?こういうこっちゃです。苗でご説明します。
子葉(双葉)が出たところでキュウリの茎を切って、カボチャのてっぺんに穴を空けて挿します。とんでもないことをしていますね😲。
そんなことをされてもカボチャとキュウリは同じウリ科なのでくっついちゃうんです。スイカでも、メロン🍈でも。
カボチャとキュウリを合体させるとなぜブルームが出ない??
ブルーム(白い粉)はキュウリの根がケイ素(ガラスの原料)を土から吸収することによって出ます。一方でカボチャの根はケイ素を吸えません。
ということは??
カボチャの根を得たキュウリはケイ素を吸えないためブルームを出すことができません。
メリットしかないじゃん😘!!
ちょっとまってください!
ブルームの役割は何だったでしょうか?
ブルームがないため、水分が逃げないように果皮が少し厚くなります。食感が少し落ちるんです🙁。
でも売れ残るくらいならメリットの方が大きいですね!