引っ張るだけでネギ定植!
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日々の生活に欠かせない野菜(特に麺類)となっているネギをどうやって畑に植えていくのかというテーマです。

畑の準備

耕うんしてキレイな畑になったところに管理機で土を寄せます。

今後土を寄せて白い部分を作っていくために、少し穴を掘ってそこに植えていくような感じですね😃

このような機械が管理機です

管理機で溝を掘っていきます🕳

土をかき混ぜながら巻き上げて、カバーに当てることで横に寄せていきます。

左側にあるような溝が掘られるというわけですね🤔

苗の準備

最近のネギは蛇腹状に繋がった紙製のポット(チェーンポット)に土を詰めて、そこに種を落とします。

土詰め、種落としは自動化できます。

同じ規格のトレー、同じチェーンポット、同じ大きさにコート加工された種子。

これらを組み合わせることで種まきがあっという間に終わってしまいます😳

下記商品は通常のネギで使うCP303という物よりもロングピッチ(株間が広い)ですが、作りは同じです。

商品写真右下の透明部分から種が見えます🧐

本来黒色のネギ種が白いコートで加工された姿です。

これらを3ヶ月ほど育苗すると

このように伸びてきます😃

定植しよう!

実際に畑に植えていきましょう😃

蛇腹状に紙が繋がっているということなので、端を押さえればスルスルと解けていくということです🤔

そこで使うのがこの道具!その名も…

ひっぱりくん!


ひっぱりくん HP-16 チェーンポット簡易移植器 (溝切深さ53mm) 日本甜菜製糖(ニッテン)【取寄商品】※GW明けに発送

これに苗をセットして、引っ張っていくだけでネギがどんどん植えられます😳

土を寄せて苗を固定してくれるところまでやってくれます😳

引っ張った後はほったらかしです😳

これは便利ですね😊

まっすぐキレイに植えることができますね😊

紙ごと植えますが、紙は有機物なので微生物によって分解されます🦠

ネギ栽培の現状について

トレー1枚で約14m植えることができます。

1,000㎡(10a)の畑でこれを75〜90トレー使います。種の数にすると6万〜7万粒😳

発芽率が90%くらいだとしても5万株以上は植えています🌱

ネギってたくさん植えられるんですね😳

今回の定植でもわかるように、ネギはたくさんの面積を簡単に植えることができます。

収穫も機械でネギを掘ることができ、泥付きのネギの皮むきも圧縮空気でシュッと簡単にできてしまいます😃

そして、年間を通して需要がある(そば、うどん、ラーメン等には必須ですね)ので売り先にも困りにくいです。

道具さえあれば大面積をこなせ、値段が安定しているネギは魅力的な作物です🥺

みんながネギ栽培を始めている状況です。

でも、最近の大雨や暑さ、虫や病気で植えたもの全部が穫れるわけではありません🥲

毎年みんなが葱を育てていれば葱に付く虫、病気ばかりが増えてしまいます🥲🥲

毎年酷くなる虫と病気を抑えるために、より強力な薬を高頻度に使用するようになります🥲🥲🥲

こうなってしまえばたくさんのお金と手間と環境へのダメージがかかってしまいます😭

かといっていきなり何もしなくなると、ネギが全滅してしまうこともあるため難しい問題だと思います🤔

ネギだけしか作らないという状況から変えないとこの問題は解決できません。

そのためにはキャベツや白菜、大根、人参など他の作物でも稼げる環境を作らないといけません。

このブログをここまで読んでくださった方は少なからず野菜に興味があると思います。

少しでも多くの野菜を食べること、キャベツが1個150円でも高いと思わないことが大切だと思います。

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