お米を食べよう!~出穂~
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読めますね!?出穂(しゅっすい)。穂が出てくることです。

日本人は昔からお米とのつながりが深いですね。

しかし!本ブログでお米を取り上げ始めたのはだいぶ後。

お米とのつながりが浅いですが、ちょこちょこ取り上げていきたいと思います!

ジャンボタニシに食べられていたイネではないですが、別のイネです。

出穂初期のイネ
ちょっと出始めていますね!

拡大してよく見てみると…

イネの花
花が咲いています!

イネの花をご覧になったことありますか?こんな感じなんですね🧐

穂が頭を垂れているものもありました!

実がコメになりかけているイネ
はやい!

最近は9月中旬まで30℃を超える日が続いています🥵

高温(27度以上)ではイネの登熟(出穂から収穫までの期間)を長くしてしまう傾向があります。

熟すまでの期間が長ければ甘くなるんじゃないの🤔??

残念ながらそんなことはないんです😢

整粒歩合の低下が起きるんです。  ??整粒歩合??

何が起きるかというと、「等級」が下がってしまうんです。

未熟粒、被害粒、死粒、着色粒など色々と等級を下げてしまう米粒が混ざってしまいます。

未熟粒は砕けやすく、炊飯したときに形が崩れてべたついてしまうためおにぎりにするのには向かなそうです🍙

どうしたら高温障害を回避できるのでしょうか🤔?

①田植え時期を遅らせる

関東では麦との2毛作であれば6月以降の田植えとなるため7月末や8月上旬に出穂することはなくなります。秋以降の畑の都合や人それそれで変わりますが、近年の残暑を引っ張る傾向から田植えを遅らせてみるのもありかもしれません。

②高温耐性品種を育てる

主に2000年以降になってから高温耐性に着目し始めて育種している傾向にありますが、それまでの品種でも高温に強い品種が見つかっています。たとえばコシヒカリとか。

35度で暑い暑い🥵という時代は過去のものとなり、近年は40度も珍しくなくなっています🥵🥵。

育て慣れている品種も大事ですが、歩留まりが悪くなり(等級が下がる)、収入が下がってしまっては大変です!時代に合った品種、育て方で儲けてけていきましょう🤑

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