スイートコーンの悲劇
スポンサーリンク

近年、ゲリラ豪雨や季節外れの雪や雹烈、猛烈な勢いの台風など厳しい気象条件に植物はさらされています。

早い時期から出荷する2月や3月に播種したトウモロコシは、ヒトの手で寒い時期を乗り越えさせて生育させます。トウモロコシは中南米あたりの高温多湿な場所が原産地だと推測されています。幹が太く強そうなイメージのトウモロコシですが、好きな天候の真逆にさらされてしまっていますのでなんだか弱々しい姿であるのが現実です。

傾いてしまったトウモロコシ。
倒れてしまったトウモロコシ。ここまで育ってから倒れてしまうとほとんど起き上がりません。

栄養成長(穂をつける前の段階)中であれば簡単に起き上がります。

若いトウモロコシがまた真っすぐになろうとしている。
これくらいの大きさであれば次の写真のように元気に戻ってきます!
曲がってから真っすぐ上に伸びているトウモロコシ。
倒れても起き上がる。もろこし魂!

少しでも太陽の光を取り込もうと「もう一歩、上へ!」必死になる植物たちです。頼もしくもありますし、元気づけられます💪

しかし、収穫をする農家さんの立場からすると通路が通れなくなるし、穂の位置が低くなって収穫が大変なので厄介なことこの上ありません。さらに、土が穂につくと汚れや植物の病気の元になってしまいます。最近は倒伏に強い品種も出てきています。

私たちがこれからも国産の野菜を食べていけるように環境問題についても考えないといけないかもしれません。

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事