有機栽培の味方!リビングマルチ!!(応用編)
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ムギを使ったリビングマルチのご紹介をさせてもらいました。

今回はヘアリーベッチを使ったリビングマルチのご紹介です。

トウモロコシの2本のマルチの間にヘアリーベッチが植えてあります。
年末に播種。撮影は3月下旬です。トウモロコシを播種しました。

ヘアリーベッチは根から他の植物の発芽を抑制する物質を出します。また、匍匐により土の表面を覆うため光の遮断による他の植物の発芽抑制効果もあります。

そのため作付け予定のない空き地の雑草抑制の緑肥として使用されることが多いです。

1か月後、ヘアリーベッチの被覆が進んでいます。
5月の様子。かなり土の表面を覆ってくれています。
ヘアリーベッチがトウモロコシの背丈を越しています。
6月の様子。トウモロコシが負けそうです、、

植えた作物がヘアリーベッチに負けないように麦踏ならぬベッチ踏をして作物に光が当たるようにしないといけないです。ただ、雑草を抜いたり、刈ったりする手間を考えると非常に楽です。

ムギはマルチを張ったり、苗を定植するときに播種をします。ヘアリーベッチは春蒔きよりも秋蒔きで威力を発揮します。そのため、あらかじめどこにマルチを張るかを検討しスペースを考えながら蒔かないといけないのが難点です。しかし、冬の間じっくりを根を張っているので春からの繁りの速さは、春に発芽した植物には負けません。ごらんのように雑草が目立ちません!(ヘアリーベッチを雑草と言われたらお終いです)

このヘアリーベッチですが、やはり暑さには弱いため30℃を超えるような日が続くと枯れます。

暑さでヘアリーベッチが枯れています。
枯れたヘアリーベッチ。敷き藁っぽくなります。

敷き藁のように地面を覆ってくれているため地温上昇や乾燥を防いでくれています。

長期にわたって生育する植物のため計画的に畑づくりをしなければいけませんが、強力に雑草を抑えてくれます。おためしあれ!

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