茎べと病
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最近ネタ不足の栽培関連です😰

春になればネタが豊富になりますのでお楽しみに😊

今回はハクサイの病気についてのご紹介です🏥

葉柄部(茎)にべと病が発生する茎べと病のご紹介です🏥

症状

葉に発生した場合、外葉部に淡い黄色の不規則な形をした病斑ができ、その裏側に灰白色のカビが生えます。

葉脈に仕切られた多角形のような形の病斑ができます。

酷くなると枯れていきます😰

葉柄部に発生する場合は,糸状の黒い点症状が出ます。

そして、墨を入れたような症状になり、陥没します。

結球してからでも発生し、内部にどんどん進行していきます😰

中心の方の茎まで変色しています

割ってみたら茎べとが出ているなんてことになりかねません😱

対策

薬剤散布

結球前に薬剤散布をしてべと病の発生するカビの菌を殺菌しておきます。

これらの薬剤で防除できます。()内はリンクの規格で作ることのできる希釈液の量です。

2021年1月末現在です。

アミスター20フロアブル(500L)、オーソサイド80水和剤(300L)、シグナムWDG(150~200L)、ピシロックフロアブル(500L)、ランマンフロアブル(100L)

耕種的防除

薬撒きましょうでは味気ないので、そもそも発生させないという目線で見てみましょう🧐

根本的に気を付けなければいけないことは…

  • 多発圃場では,連作を避ける
  • 被害株は早期に抜き取り、周囲に放置しない
  • 完全に腐熟化させるか、適切に処分する
  • 被害残渣の適切な処分を行い、圃場衛生に注意する(細かく砕き、しっかり腐熟させます)
  • 圃場や周囲の雑草防除を徹底する

べと病だけでなく、どの病気にも当てはまります。

同じ作物を育て続けると偏った病原菌が多く発生します😱

残渣をしっかり腐熟させないと、残渣に病原菌が大量に発生します😱

次はべと病に焦点を当てた防除方法です🧐

  • 生育中に肥切れを起こさせないようにする
  • 発病株は早期に取り除く
  • 雨除け栽培をする

肥料が切れると植物は弱まってしまいますので病気に罹りやすくなります🥺

発病株からどんどん病気が広がりますので取り除くのが吉です🥺

雨除けは、現実的ではありません🥺🥺

雨が降っても泥が跳ねないように矮性のムギの緑肥を用いるのはありかと思います😊

余談

この写真ですが、白菜の上半分が切られてから、中心の葉が育って飛び出てきています😳😳

健気ですね😊

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