植物の芽生えへの日用品の毒性試験
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皆さんは汚れたものを洗うときに何を使いますか?

水と洗剤ですね😊

最近の洗剤は濃縮タイプが流行っておりコンパクトで使用量が少なく、買い物も楽でいいですね😊

数十Lの水にキャップ一杯の洗剤でみるみる汚れが落ちます😳

ですが、ちょっと待ってみてください✋

その汚れには厳しい態度で臨んでくれる洗剤は環境へは優しいのでしょうか🤔

洗濯、食器用洗剤その他の液剤を使って植物への毒性を調べてみました🧐

エントリー

今回対象になったのは家に遭ったこれらです😊

エントリーした液体たちです。

左上から順番に…

  • 日本酒
  • 界面活性剤不使用でも汚れ落ちバツグン!アルカリ電解水
  • 優しく汚れを落とす!ミヨシ 洗濯石鹼
  • なんでも漂白!キッチンハイター
  • 甘いぞ!グラニュー糖
  • 除菌ができる!Joy
  • 繊維の奥まで徹底洗浄!ナノックス
  • 優しい手洗い!ミヨシ ハンドソープ
  • 無添加シャンプーNo.1!牛乳石鹼 シャンプー
  • 無添加でも泡立ちバッチリ!ミヨシ 食器洗い石鹸
  • 微生物パワー!バクチャー
  • 飲めるぞ!水道水

以上11種類+水で試験をやってみました🧐

被検体はブロッコリーです。


【ブロッコリー】スーパードーム(KA-1819)〔カネコ交配〕/小袋

これを使った理由は

  • 種が余っていたから
  • 世界の植物の基礎研究はシロイヌナズナというアブラナ科の植物を使っています。同じアブラナ科のブロッコリーを使うことでシロイヌナズナでも同様の結果を得る可能性が高く、今後の参考にもなるかもしれないため

2番目の理由は後付けです😅

たくさん種が入っており使い切れていなかったため、今回の試験に使用しました。

方法

90mlの小さい紙コップを底から2cm程でカットします。

ティッシュを折りたたんで切ったコップの底に詰めます。

水を5ml入れて、ブロッコリーの種を10粒ずつくらい蒔きます。

紙コップを切り、ティッシュを詰め、水を入れ、種を蒔いた状態を殺遺影しました。
上から見た図です。
種を蒔いた状態です

残り2サンプルは撮影の後に足しました。

この上からラップをかけて水の蒸発を防ぎました。

室温は20℃前後です🌡。ちょうどいいですね😊

使ったブロッコリーの種です🥦

発芽するまで待ちましょう🙁

2日後…

吸水2日後の状態です。種皮を破って子葉が出はじめています。
発芽してきました😊

揃い良く発芽してきました🤗

もう1日待ってみましょう🕙

子葉の高さがカップを超えたくらいです。
胚軸も伸びてきました
シャンプー区に寄って撮影。

胚軸が伸びてきて子葉が上に伸びてきました😘

この頃が植物にとっての赤ちゃんみ👶たいな状態で、非常にデリケートな時期です😊

このタイミングで様々な液体をかけてみましょう!

濃縮タイプのもの(Joy、ナノックス)は2.5ml、他は5ml。

砂糖は小さじ1/4くらい。バクチャーはパラパラ程度です。

ハンドソープは半分プッシュです。

液体かけてみた

初日

方法の最後に記した量をそれぞれのカップにかけてみました。

液体をかけた直後の写真です。
上から撮影。

ナノックスだけ青いですね🧐

またラップをかけて様子を見ていきましょう!

1日後

液体をかけて1日後の写真。

まだ目立った変化はみられていません🧐

3日後

液体をかけて3日後の写真。
上から撮影

差が見えてきました🧐

水、バクチャー、食器用石鹸、ハンドソープ、砂糖は生育が進んでいます😊

Joy、ナノックス、シャンプー、酒は植物体の水分が少ないように見えます🧐

洗濯石鹸は植物体が沈んでしまっています😱

アルカリ電解水は胚軸の子葉側が黒ずんでおり、ストレスがかかっているように見えます🙁

ハイターに至っては黄変してきており、枯れる手前という感じです😢

7日後

それぞれの液体をかけてから1週間が経ちました📅

生育が順調なもの、怪しいもの、枯れる手前だったそれぞれのブロッコリーたちはどうなってしまっているのか。

液体をかけて1週間後の写真。
上から撮影

差がはっきりしています🧐

水の区が乾燥してしまい植物体が干からびてしまいました😱

端は乾きやすいのです😢

ハンドソープ、食器用石鹸、ハンドソープ、バクチャー、砂糖は順調に生育しています😊

食器用石鹸はすごく伸びてしまっています😅

徒長という状態で育苗としてみるといい状態ではありませんが、生きています😅光を求めて上に伸びているだけですので健康そのものです🤗

Joy、ナノックス、シャンプーは生育が止まったままほぼ枯れています🥺

アルカリ電解水も植物体が黒ずんだまま生育が止まり、枯れかけています🥺

洗濯用石鹸も生育が止まったままです🥺

ハイターは子葉の色も薄く、黄変したまま生育が止まっています🥺。かなりダメージは大きそうです😰

日本酒はカビが生えています🥺

まとめ

生き残っていたもの

ハンドソープ、食器用石鹸は同じ石鹸成分のみです。

干からびてしまった水もそうですが、かなり胚軸が伸びてしまい徒長しています🙁。

底から比べるとバクチャーは胚軸が太く、どっしりとしている感じがあります。

1週間という短期間でしたが、微生物の働きが何かしらか影響したのでしょうか🤔

部屋の窓際でしたので圧倒的に光量が不足する中でここまで徒長しなかったのには何かあるのかもしれません(ストレスを受けている可能性もありです)。

別途調べてみるのも面白そうですね😊

ほぼ枯れたもの

Jouy、ナノックス、シャンプーはドロッとした粘度の高い液体です。

元々入れていた5mlの水では足りずに植物体からも水分を奪ってしまったと思われます🤔

入れる量を少なくするかしなければいけないですね🤔

洗濯石鹼は謎です。成分はハンドソープや食器用石鹼と同じなので再度投入する液体の量を調整しながら試験しましょう🙁

ハイターはタンパク質を溶かすほどの塩基性に寄った液体なので枯れるのは納得です。

アルカリ電解水もpHが12~13とキッチンハイターとほぼ同等の塩基性に寄った液体ですが、次亜塩素酸ナトリウムが含まれていないため生体に対しての毒性はかなりマイルドになります☠。

ですが、ブロッコリーの生育に適したpHは6~6.5なのでほんの少し酸性寄りです🍋。

ブロッコリーにとっては厳しい環境になってしまったので生育が止まってしまったのだと思います🤔

日本酒はpHが5弱くらいで酸性寄りです🍋。

これもブロッコリーにとっては生育にストレスのかかる環境です😵

日を追っても生育が止まっているように見えましたので、生育に適した液体ではなかったのでしょう🙁

そして、カビが植物にとどめを刺しました😵

今回は初めて身の回りにある液体の植物へのダメージを見ていきました🧐

粘性の高い液体に対する条件の設定は再考しなければいけません。

石鹸成分の植物への悪影響はないこともわかりました😊

普通の洗剤よりも石鹸の方が皮膚に対しては優しく、洗ってもきちんとしたさっぱり感が得られます😊。

ボディも顔も同じ石鹸で洗えてしまうのでそれぞれにこだわりの洗剤を見つけるよりも手っ取り早く、安く済みますね🤑

これで顔も体もばっちり!

様々なシリーズがありますが石鹸成分の配合比が異なるだけで、原材料は同じです🤗

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