9月の定植から暖かい日が続き、冬は急に寒さが厳しくなりました😱
その中で、白菜は非常に順調に生育が推移しました。
関東では10月上旬にまとまった雨があった以来、乾燥状態が続いていました🌞
3か月の乾燥状態を経て1月23日、24日に降雨がありました🌧
乾燥状態からの降雨により肥料が溶けてそれを白菜が吸います🥤
それによって現れる症状の一つが
芯腐れ(あんこ)
です😱。
かわいい別名を持っておりますが、非常に厄介な症状です💊。
なぜなら…
外見だけではわからないのです😱。
切ってみて初めて分かります🧐。
どういった症状なのでしょうか🤔
赤い丸の中に茶色になっている部分がありますね🧐
これが症状です。
さらに切ったり拡大してみましょう…
茶色くなっている葉、なっていない葉が分かれています。
茶色い部分も先端の方に目立ちます🧐
茶色になっている部分が「あんこ」みたいですね😅
原因は…
葉の成長に栄養分の供給が追い付いていないことにあります😵
今まで乾燥により肥料が吸えずに成長を止めていた白菜が急に肥料を吸うことで葉の成長が再開されます。
そこで吸う肥料は主に窒素、リン酸、カリを優先しますのでカルシウムやマグネシウムなどの微量だけれども必要な栄養素(微量要素)は後回しにされてしまします。
それにより葉の生存に必要な微量要素が不足してしまい、細胞が壊死してしまいます😵
茶色い部分は壊死いてしまった細胞なんですね🤔
ということは、病気ではないのです💊
そして、この芯腐れは漬物などの加工現場では嫌われます😱
茶色い部分を取り除かなくてはならなく、余計な手間がかかるからです🥺クレームになります🥺
防ぐにはどうするか…
芯腐れに強い品種を使い、水が撒けるなら乾燥しているときは定期的に水を撒くこと、結球する前までにカルシウムの液肥を与えておくことです。
出荷用の白菜を切る前に一部の白菜を試し切りして芯腐れがないことを確認することも重要です。
壊死してしまっただけなので先端だけ切り落とせば食べられます🤤